実績報告
  • ケアプラス大洲 看護師便り~感染症に注意~ 大洲だより 看護師だより 2020年10月29日

    こんにちは。ケアプラス大洲 看護師宮﨑です。

    一段と寒さを感じるようになり、そろそろ風邪の季節が到来となります。「風邪は万病の元」といいますが、風邪という病名はなく感染症の一種です。感染症の病原になるウイルスや細菌は無数にあり、喉や胃腸など症状が現れる部位によって、それぞれ正式な病名があります。特に冬はインフルエンザなどが流行るので、ただの風邪と放置しないで、早めに診察して、適切な治療を受けましょう。

     

    ◆冬に感染症が多いわけ◆

    1 低温、低湿度を好むウイルスが長く生存し感染力が強くなるから

    2 外気の乾燥に加え、冬は水分を積極的に摂取しないため、のどや気管支の粘膜が乾燥し傷みやすくなり、ウイルスが感染しやすくなるから

    3 湿度が低いので、咳やくしゃみによる飛沫が素早く乾燥し小さくなるから

    ◆冬に流行る感染症◆

    1 インフルエンザ

    インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症です。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の症状が突然現れるA型と、高熱の場合もあるが、微熱や平熱のこともあり、消化器系の症状が特徴のB型があります。

    2 ウイルス性胃腸炎

    ノロウイルスやロタウイルスに感染して、嘔吐や下痢が突然始まる「お腹の風邪」です。

    3 RSウイルス感染症

    風邪のウイルスの一種(RSウイルス)です。ほとんどの感染は乳幼児で、気管支炎や肺炎などの症状が現れます。

    ◆ウイルスの感染経路◆

    飛沫感染:感染した人の咳やくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込んでしまうこと

    接触感染:ウイルスのついた人の手を触る、ウイルスのついた手で触ったドアノブを触るなど、皮膚やモノを介して感染してしまうこと

    経口感染:ウイルスのついた食べ物を食べることで感染してしまうこと

     

    ◆感染症のかかりやすさチェック◆

    □帰宅後、手洗い、うがいをしない

    □外食やコンビニ食などが多い

    □睡眠不足が続いている

    □仕事や人間関係などストレスが多い

    □暖房をつけっぱなしで換気を行わない

    □寒いので定期的な運動をしていない

    □家族や友人とタオルやハンカチを共有することがある

    チェック項目が多いほど感染症にかかりやすい状態です。下記に紹介する予防法を実践しましょう!!

     

    ◆感染を防ぐために◆

    1 手洗い:外出から帰った後や、食事や調理の前、トイレの後にはせっけんを使用し、流水で十分に手を洗いましょう

    2 うがい:外から帰ったらガラガラうがいをしましょう

    3 マスク:マスクは他人の飛沫を吸い込むのも、自分の飛沫が飛び散るのも防ぎます

    4 人込みには行かない:人がたくさんいる所にはウイルスもたくさんいます

    5 抵抗力を高める:バランスの良い食事と十分な休息、睡眠をとり、疲労をためないこと。適度な運動を続け、血行をよくして感染症に負けない免疫力をつけましょう。

    6 適度な水分補給や加湿:ウイルスが好む乾燥を防ぎましょう。

    感染症の予防は、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、咳エチケットや手洗いなど、一人ひとりの心がけ次第でかわってきます。皆さんも日常でできることから予防対策をしっかりと行なっていきましょう。