実績報告
  • ケアプラス三津 看護師便り~熱中症「新しい生活様式」~ 三津だより 看護師だより 2020年07月27日

    7月も最終週を迎え、暑さがジワジワと上昇してきましたが皆様お変わりないでしょうか。

    私は今回が初めてのブログ投稿になります、看護師の中村です。以後、宜しくお願い致します。

     

    初回、どのようなテーマのブログを書こうかと悩んだのですが、この時期は多くの方が気にかける症状のひとつに『熱中症』があると思い、これをテーマに少しお話しさせて頂きます。

    まず、人間の体の水の含有率はなんとなくご存知ですよね?

    ・新生児では約75パーセント

    ・子どもでは約70パーセント

    ・成人では約60~65パーセント

    ・老人では50~55パーセントを水が占めています(若い子を『ピチピチ』と表現するのも納得・・・)

    この水分の大きな役割はですが、

    ・酸素や栄養分を細胞に届ける

    ・老廃物を尿として排泄する

    ・体温が上がったときには、皮膚への血液の循環を増やし、汗を出して熱を逃がし、体温を一定に保つ   ことです。

    生命維持のために身体の中を循環して回っているワケですね。

    コロナウイルスの感染拡大防止が同時進行中である今年の夏を迎えるにあたり、例年よりもいっそう熱中症への注意が必要ということで厚生労働省より『新しい生活様式』における熱中症予防のポイントが発表されていますので以下、参考になさって下さい。

    ■マスクの着用について
    マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。
    したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
    マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
    外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。

    ■エアコンの使用について
    熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。

    ■涼しい場所への移動について
    少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効です。一方で、人数制限等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合もあると思います。その際は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。
    ■日頃の健康管理について
    「新しい生活様式」では、毎朝など、定時の体温測定、健康チェックをお願いしています。これらは、熱中症予防にも有効です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。日ごろからご自身の身体を知り、健康管理を充実させてください。また、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

     

    ケアプラスデイサービスセンター三津では、優しい気持ち・優しい対応を日々心掛けて皆様のサポートをさせて頂いております。

    今年の夏、コロナに負けず元気に乗り切っていきましょう^^

    次回も宜しくお願い致します。