実績報告
  • ケアプラス道後持田 リハビリ便り 新しい生活リハビリによる新しい希望の発見 道後持田だより リハビリNEWS 2016年08月23日

    夏も終盤が近づいて参りました。今年の夏は高校野球に加え、リオオリンピックが開催されており、スポーツが盛んだった印象を受けます。そのためなのかは分かりませんが気温も少し高めだったかのように思います。まだまだ残暑が続きそうですが、体調にお気を付けてお過ごし下さい。

     

    今回はケアプラス道後持田 作業療法士の高橋が新規導入した生活リハビリで良い変化の観られた方をご紹介致します。

    まず、新規導入した生活リハビリについてご説明致します。

    ケアプラスでは生活リハビリに対し、作業療法士を始めとしたケアプラスの機能訓練スタッフで『道具を使った楽しいリハビリ』を提案させて頂いております。その一例をご紹介します。

     

    この方は右肩関節に可動域制限がみられ、それに伴い手指も若干動かしにくいと言われておりました。

    写真1

    その双方を楽しく訓練できるグッズがこれ。

    写真2

    薬ケースをこの方の右肩関節最大可動域に置き、そこに右上肢をリーチしてケルトボールを指示されたところに入れて頂くというものです。

    この訓練で得られることは、

    『1 右肩関節の自主可動域訓練』、『2 手指の巧緻動作訓練』、『3 脳の活性』、『4 座位でのバランス能力向上』など、この効果を踏まえた上で訓練の様子をご覧ください。

    写真3 

    結果として、右肩関節の可動域がここまで改善されました。

    写真4

    また、立位という不安定な状態でもボタンの開閉が正確かつスムースに遂行できるようになりました。

    写真5

    「今の様子を地元(南予)の親戚にも見てもらいたい。そのために今よりもっと良くなりたい。」と意欲的な発言も聞かれるようになりました。

    この話を聞いた時の表情がこちらです。活き活きとしたとても良い表情です。

    写真6

    今後も皆様のために真剣になって楽しく効果の高いリハビリテーションを提案・提供して参ります。他にも多種多様な取り組みを実施しておりますので一度ケアプラスへお越し下さい。