今月の健康雑学をお送りします。
皆さん、最近物忘れがひどくなったり、いつも行っていることに時間が掛かると気になってはいないでしょうか?
昨年発表された厚労省研究班の調査結果によれば、日本人の65歳以上の15%、約462万人が認知症で、 予備軍を合わせると862万人いると推計、近い将来、認知症は1000万人時代が到来すると言われています。
確かに年齢を重ねるにつれ、最近頭を使わなくなってきたかなって思われている方もいるとは思いますが、それは同時に運動機会や運動量も極端に減ってるんです。
運動の効果は単に筋力をつけるという意味だけでなく、脳の様々な神経伝達物質を増やす働きがあり、不眠症やうつ、認知症予防・改善にも一役買っているんですね。
定年後、外出機会が減っていませんか? お嫁さんに何もかも任せてしまい家事業を行わなくなっていませんか?
生活習慣を私達と見直し、認知症対策のためにも一緒に運動や生活リズム構築を図ってみませんか?
次回は、認知症予防対策として運動の効果、運動方法について具体的にお話ししていきます。