実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り 生活リハビリ 大洲だより 2015年06月29日

    皆さん、こんにちは!

    ケアプラス大洲より理学療法士、三瀬がお伝えします。

     

    今回は自宅生活で必要な靴の着脱動作についてお届け致します。

     

    まず生活動作の練習というのは、その人の身体状況や在宅環境によって求められる動作が変わってきます。その為、リハビリでは詳細な条件を踏まえた上で個別の能力に応じた動作手順や環境設定にて実施する様にしています。

     

    今回のA様の事例では「玄関口に座るところがなく、立って靴の着脱が難しい」という条件の下、中腰姿勢での靴の着脱練習を実施しました。

    写真1

    準備運動として膝の曲げ伸ばしを行っています。中腰姿勢に必要な脚の筋力を鍛えつつ、しゃがむ姿勢に慣れて頂く様にしています。

    写真2

    次に腰と膝を屈めて靴のマジックテープに手を伸ばして外す練習をしています。

    練習当初はなかなか手が届かず中腰姿勢が安定しなかった着脱動作も、二週間という期間を経過し、手が届く様になられました。

     

    今後の目標は、これまで行ってきた動作手順を手摺把持の有無に関わらず、安全・安定して行えるよう繰り返し反復練習を行い、恐怖心無く実用的動作に繋げていくことだと考えております。

     

    ケアプラス大洲では個々の諸条件を多角的視点から捉え、一つでも実用的動作に結びつくようスタッフ指導・介助下のもと生活リハビリを提供させて頂いております。 

    私達リハビリスタッフは今後も利用者様と常に目標を共有しながら支援していきたいと考えます。

     

    ケアプラス大洲では常時体験希望者を募集しております。是非、リハビリも体験して頂き、これまでより快適な時間を送ってみませんか。お待ちしております。